HAU ー ハウ（IS02)

単独で生育する場合はかなりの大きさになりますが、木立の中にある場合は、高さ20フィート（約15メートル）を超えない密な雑木林に広がる傾向があります。

木として成長すると、高さは30～40フィート（約30～40cm）になり、根元の直径が2～3フィートの短く曲がった幹を持ちます。

この木は枝葉の塊で、四季を通じて魅力的な存在ですが、特に春から夏にかけては、大きなハンサムな黄色の花が咲き乱れます。

花は1日だけで、日の出とともに開き、日没とともに閉じますが、1シーズンにこれほど多くの花を咲かせる木は、島々には他になく、おそらく世界でもほとんどないでしょう。

ハウは枝を植えるだけで簡単に栽培でき、種で成熟しますが、通常は挿し木で増殖させます。

木は軽くて丈夫なので、牛のヨークなどに使われます。
樹皮の内側は、原住民がロープ、網袋、カパ（原住民の布）、その他さまざまな品物の材料として使っていました。
この木はこの島特有なものではなく、熱帯地方の太平洋諸島のほとんどに分布しています。
タヒチでは「プラーウ」と呼ばれています。