OHIA LEHUA ー オヒア・レフア（IS10)

オヒア・レフアには、他のどのハワイの花よりも優美な歌や物語があるのではないでしょうか。

この花はとても有名で、満開の時には風景の中でとても印象的な存在となるため、当然ながらあらゆる階級の人々に好まれ、スコットランド人がヘザーのことを話すような優しさで語られることがあります。

ハワイ諸島を象徴する花といえば、オヒア・レフアが最も一般的であり、その栄誉にふさわしいものはないでしょう。
高さ15フィートの立派な低木から100フィートの森の木まで、あらゆる大きさに成長します。

カウアイ島の海抜4,000フィートの高台では、レフアの多くは高さ数フィートの低木に過ぎませんが、低地と比較して決して見劣りしません。
海抜が高いほど、花の輝きが増すようです。

木材は非常に耐久性があり、さまざまな用途に使えますが、残念なことに、現在は以前ほど豊富でありません。

オヒア・レフアにはいくつかの品種がありますが、現在のものが最も一般的です。
白や淡い黄色に近いものもあります。
春には、多くの若葉が鮮やかなオレンジ色の緋色となります。

これらの葉とその後の花は、常緑樹の濃い葉と美しいコントラストをなしています。

花には蜂蜜がたっぷりついていて、鮮やかな緋色の羽を持つ愛らしい小鳥「オロケレ」の好物です。

ハワイ諸島では、満開のレフアの木と、花から花へと飛び回るオロケルの姿ほど、熱帯の夢を実現させてくれる光景はありません。

ニュージーランドにはオヒア・レフアの2つの品種があり、「ラタ」と「ポフツカワ」はハワイの品種と同じように素晴らしい花を咲かせます。
ラタは巨大化し、レフアよりもはるかに大きくなります。
ポフツカワは比較的小さな木で、高さが40フィートを超えることはほとんどありません。

このように、気候条件や緯度が異なるにもかかわらず、ほとんど同じ品種が存在することは、非常に興味深いことでです。