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⚫️Frank McIntosh⚫️

フランク・マッキントッシュ


プロフィール

フランク・H・マッキントッシュは1901年オレゴン州ポートランド生まれ。カリフォルニア美術学校を卒業後、パリで修行し、その後はサンフランシスコでデザインスタジオを営んでいました。
 
1935年から40年にかけて、マトソン社からハワイと南太平洋を航行するクルーズ船で使うアートワークの依頼を受けます。当時、彼が制作したイラストデザインは、荷物のタグ、パンフレット、販促用小冊子、メニューカバーに至るまで鮮やかな色彩のエアブラシ技法を使った販促ツールのほとんどを担当していました。
 
当時、航行していたルアライン号、マロロ号、マリポサ号、マトソニア号、モントレー号のダイニングルームにも大々的に飾られていました。
 
アートワークのテーマは、果物や豪華な植物標本、魚、ルーアウ(祝宴)、ウクレレ、レイ、ハワイの女性など色彩豊かなハワイを象徴するモチーフでした。
これらのトロピカルな色鮮やかなデザインを起用したメニューカバーは、ハワイを訪れる観光客達にとって、大切な記念品として人気を博していました。

メニューカバーアートという分野

マトソン海運会社が船によるカーゴ運送を1882年に開始するまで、ハワイでは個人利用の海上旅行は存在していませんでした。
 
その後、1920年代にはいるとマトソン社は豪華客船を確保し、ハワイ諸島を観光地としてプロモーションするため、海外から船で訪問する観光客の誘致に大きく貢献します。
 
そこで、船舶内で配布する観光客向けのメニューのカバーイラストに豪華なアート作品を起用することでハワイへの期待感を大きく膨らませるプロモーションを大々的に展開しました。
 
1930年代から40年代にかけて作成されたメニューカバーをマトソン社からの依頼によってグラフィックアーティストのフランク・マッキントッシュが美しく色付けをしました。
 
このことによって、当時モノクロで描かれていたハワイがリアルにカラフルに再現され、より美しい作品に仕上がりました。こちらで紹介しているアート作品がその一部です。
 
これをきっかけに、「メニューカバーアート」という新たな概念、分野が定着し、その後のハワイ、また世界各国に広がり、人気アイテムのひとつになるきっかけになりました。
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